進学教室ヘルメス門前仲町校ブログ 中学3年生からの進学塾へ入塾されることをご検討されている方へのアドバイス

中学受験・高校受験のための進学塾 進学教室ヘルメス門前仲町校です。

本日も進学教室ヘルメス門前仲町校ブログをご覧頂きましてありがとうございます。

 

今回の話題は、中学3年生からの進学塾へ入塾されることをご検討されている方へのアドバイスについてです。

 

進学教室ヘルメス門前仲町校は1学年の人数が15名程度で限界です。

進学塾の性質上、当然毎年生徒が入れ替わるのでどの学年でも新入会で入塾して頂けるのはありがたいのですが、高校受験向けての準備として考えた時に、中学受験の準備と比べて様々な点での違いがあります。

 

進学教室ヘルメス門前仲町校では、2024年新中学3年生(現在中学2年生)の授業は3月1日(金)から開始し、中学校より1か月早い先取り授業を行います。そして夏休み前までには中学3年生で学習する内容のほとんどを終えて、その後は高校受験準備として深く実力をつける授業内容へと進んでいきます。

 

もし、今まで進学塾に通ったことがなく、中学3年生で部活がほぼ終了する夏頃(2024年7月頃)から進学塾に入塾すれば良いと考えているお子さんをお持ちでしたら、親御さんのほうから入塾時期についてもっと早い時期から通塾をするように話し合いをされることをお薦めします。

 

次に進学教室ヘルメス門前仲町校についての話をさせて頂きます。

 

中学3年生からの新入会される生徒さんの半分以上が今まで学習塾に通っていなかったという生徒です。中学1年生・中学2年生から塾に通っている生徒さんとは全く違ったパターンです。

高校受験に向けてドタンバ飛込み的な入塾かと思いきや、親御さんは良く近隣の進学塾をリサーチされている印象も受けます。

 

聞いてみますと、親御さんの意見(高校受験に向けて早い時期から進学塾へ通わせたい)と、受験生本人の意見(部活が終わってから勉強をがんばる。部活が楽しいから、良いポジションにいるから部活を優先したい)と、家庭内での高校受験に対する意見の食い違いがあることも存じています。

 

高校受験へ向けてヘルメスを選んで頂いた理由は、受験生本人の友人からの紹介も多いですが、母親ネットワークというのでしょうか。別の学年のお母様からのご紹介という方も多くあります。

 

中学3年生まで進学塾に通ったことのない生徒さんはイキナリ大手の塾に行くことに抵抗があるのだろうと拝察しています。入塾について、少人数で見てもらえると聞いたのでとおっしゃいます。10人以上になってくると入塾を多少躊躇される方もいるようですが、進学教室ヘルメスは個別専門の指導塾とは違い少人数のクラス授業です。大手塾から比べると、ヘルメスは最大で15名程の少ない人数のクラス授業をおこなっております。

 

進学塾ヘルメスでは入会テストは行いません。

学校の成績から学力レベルを見せて頂くと、中学3年生まで進学塾に行っていなかったのにもかかわらず中学校では中位の成績の生徒さんが多いのです。

 

さらに、授業をしてみてわかるのは、ほぼ共通して英語の学力が低いということです。

現状の公立中学の指導時間では、英語の学習内容が高校入試に対応できるレベルまでが身に付かないことは進学塾で授業をしている講師陣にとっては常識です。この点については20年前からほとんど変わらないと実感しています。

 

受験英語については、高校受験に向けて文法事項をきちんと理解し直すことが絶対に必要です。

この点について、学校ではせいぜい復習の課題を出すことくらいが現状でできる限界なのではないでしょうか。

 

このように英語は、学校の成績ではまずまず良いと思っている生徒でも高校入試に向けての学力が身に付いているかどうかがよくわからない教科でもあります。

今まで中学校の部活に忙しく中学3年生まで進学塾には行っていなかったけれど、中学校の定期テストなどの準備をある程度きちんとできていた生徒は進学塾に来て新しい課題を与えられればその内容をぐんぐん吸収できます。

 

その反面、入塾するまで本人が学習時間を多く取っていなかった生徒はやはり集中力からして続かないという厳しい現実があります。

 

中学3年生まで長い期間に身に付いた良くない学習姿勢(学習習慣)を改善していくためには、かなりの努力が必要だとご承知おき頂きたいと思います。

 

自分の希望進路と、自分の現在地点(自分の学力)に危機感を持っていない生徒さんの場合は、中学3年生まで来てしまうと難しい点もあります。

 

受験生本人のマインドを高校受験に向けて持っていくかという点においても個々にあわせて指導を行いますが、進学塾の力だけではなかなかうまくいきません。中学3年生にもなると本人にしみついてしまった悪しき学習姿勢(学習習慣)がどうしても影響してしまいます。

 

せめて新中学2年生(現学年では中学1年生)のうちから週に2,3日は決まった時間に学習する習慣をつけておけば、集中が持続する時間はかなり長くなります。

 

この点では中学受験を希望し通塾している小学4年生や小学5年生と同じように、目標達成に向けて学習習慣をつけるように高校受験目前で入塾した中学3年生に対してもこの部分の指導からはじまることになります。

大変申し上げにくいのですが、はっきりした目標を持たずに入ってくる中学3年生は、学習に対する姿勢という面では小学4年生の新入会の生徒と同じようなレベルからの指導が必要だと考えているからです。

 

小学生は与えられたことを素直にやろうとしますが、中学生は少し目を離すとすぐにスマホの画面などを見ている生徒もいるくらいです。もちろん注意するとやめますが、集中力は戻りません。

こうした生徒も意識が変わってくれば勿論がんばれる生徒もいます。

 

しかし、中には学校の成績が中程度をとっていた場合、当初の志望校のランクを下げることで部活終了後もあまり努力をせずに高校受験を乗り切ってしまうケースもあり、講師側からは伸びる素質は十分だと拝見していたのに勿体ないという思いが残ります。

 

こういう生徒さんを見ると、前途のように親御さんの意見にもあるように「早い時期から高校受験の準備をさせたい。早く進学塾に通わせたい」、その先にある「大学受験を考慮している」という意見を高校受験生である本人が聞き入れなかったことが残念に思います。中学3年生は大人に比べ経験値が断然少ないこと、中学3年生となると親御さんの意見をそのままストレートに聞きいれることが難しい年代でもあります。

 

今回は中学3年生からの新入会のデメリットを中心に書きました。これには、リスクがそれなりにあることをご承知いただき、できれば高校受験を目前にした時期ではなく、早い時期に高校入試の準備と、更に高校の先にある進路について(これは現段階では余白を残して大まかに)、今一度ご家族で話し合いをなさっておくことをお薦めします。

 

末文となりましたが、中学3年生まで部活を一生懸命やってきた生徒は、受験勉強に切り替えてからがんばりが利く生徒が多いことも実例としてわかっています。

過去には、素直に親御さんや周りの方々の意見を聞き入れ、人の数倍努力をして、ワンランクアップした高校へ進まれた生徒さんもいることも追記いたします。

 

進学教室ヘルメスは、生徒の皆さんが「学習に対する意識を高めていける」進学塾として、小規模塾だからできる「ひとりひとりの生徒さんにあわせた進学指導」を行っている進学塾です。

 

 

<お知らせ・再掲載>

今ご覧頂いている「緑のくま」が目印の「進学教室ヘルメス 人形町校/門前仲町校」のホームページは2023年12月にリニューアルし一般公開いたしました。

 

「緑のくま」が目印の新ホームページのホーム(トップページ)

進学教室ヘルメス 人形町校/門前仲町校

URL:https://www.herumesu.tokyo/

 


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