進学教室ヘルメス門前仲町校ブログ ゴールデンウィーク後の学習習慣の乱れを食い止める

江東区門前仲町駅前にある中学受験進学塾・高校受験進学塾 進学教室ヘルメス門前仲町校です。

 

本日も進学教室ヘルメス門前仲町校ブログをご覧頂きましてありがとうございます。

 

今回の進学教室ヘルメスブログ門前仲町校の話題は、ゴールデンウィーク後の学習習慣の乱れを食い止めるについてです。

 

今週末からいよいよ2024年ゴールデンウィークが始まります。

今年は、企業などでは4/30・5/1・5/2の中三日間を休みとし、最大10連休になるケースもあるようです。

※業種によって、ゴールデンウィークは書き入れ時で休めない方もいらっしゃることとお察しいたします。混雑期を外して休暇をとられることは各地の混雑がなく…むしろこちらの方がより満喫できるような気がします。GWがお仕事の方はがんばってください。

 

 

今年のGWは、学校は中の3日間は平日ですので登校しなければならないのですが、なかなか休みが取れないご家族の予定に合わせて、学校を休んで旅行や帰省などを予定しているご家庭もいらっしゃるようです。

また、特にご予定がないご家庭でも、カレンダー通りですと3連休のあとに、すぐ4連休で生活のペースが乱れがちです。

 

経験値の多いおとなであっても、なかなかこの時期には、仕事に対して本調子がでないことも多いのではないでしょうか?

※今年5月7日(火)は大人のほうも「グダグダ注意報発令中」です。

 

ゴールデンウィーク前に、ゴールデンウィーク中の学習習慣について計画をされて置いた方が良い時期でしょう。

この4月末までかけて順調に家庭学習の習慣をつけ定着してきたのに、毎年GW明けにグダグダになってしまう生徒さんも多いのが現実です。

 

毎年、生徒さんからゴールデンウィーク明けに聞く言葉

・旅行に行ったので疲れちゃって勉強ができませんでした。

・おじいちゃんとおばあちゃん家にずっと泊まっていたので宿題ができませんでした。

・〇〇へ行ったり、〇〇へ行ったり、毎日出かけていて、勉強する時間がありませんでした。

 

たくさん楽しい時間を過ごして、良い思い出ができてよかったですね!

一年に数回しか長い期間、お泊りもできないでしょうからよかったですね!

と思う反面…

そうそう甘くはできません。苦労するのは生徒本人です。今後もそれで良いと思ってもしまっては、せっかく身に付けた学習習慣崩壊なんてことにならないように配慮が必要でしょう。

 

過去に生徒さんから聞いた話で、ゴールデンウィーク中の工夫により学習習慣を崩さなかった、印象に残っている例をご紹介します。

 

例1)旅行先で毎朝勉強をした。朝ごはんの前の時もあったけど、朝ごはんを食べてからの時もあった。これを約束するならと旅行に連れて行ってもらえた。

 

※感想:朝のうちに(朝ごはんの前や後に)ひと仕事ではなくひと勉強をすることが旅行の条件とは、さすが親御さんの戦略勝ちです!おとなの世界ならテレ「離れた場所」ワーク「仕事」と呼ぶのでしょう!

 

 

例2)おばあちゃん家で毎日少しずつ勉強していた。帰りは飛行機ではなく新幹線で帰ってきた。行く前予約をする時に、お父さんは帰りも飛行機の方が早いと言ったけど、お母さんが「急に切り替えができるわけがないでしょう。新幹線が良い!」と言って決まった。新幹線に乗っていた時間は5時間くらいだったので残っていた宿題をした。途中疲れたらお弁当を食べて気分転換をした。お父さんは腰が痛いと言っていたが、自分的にはあっという間に東京についたという感じ。

 

※感想:新幹線の移動時間を利用してウキウキ気分を通常モードにリセットさせる時間をつくったという、こちらのお母さんの目線に感動しました!(お父さんごめんなさい)

 

 

例3)一日早く帰ってきて、次の日は、学校へ行く日と同じ時間に起こされ、一日中、家で宿題をした。「遊んで来たのだからためていることを終わらせなさい」と言われて、ゲームも外出も禁止された。

夕食はレストランへ行く予定だったので、もし宿題が終わらなければレストランはキャンセルすると言われたので急いで終わらせた。

自分だけでなく、家族みんなも(親は)仕事の準備や、(兄弟は)学校や塾の準備をした。

 

※感想:1日集中タイプ!家族みんなが翌日の準備をしたというのが「自分だけやらされている感」や「明日からの通常モードのイメージトレーニングが出来た」のと「終了時間(目標)の設定」も良かったのでしょう。

ひとつ注意が必要なのは分量。1日集中でおわる量だったこと。そうでないと、翌日から通常生活ですので、もう先延ばしはできませんのでピンチです。計画的に出かける前にある程度は片付けておいて、残り分を最終日に明日へ向けての準備体操とされたのだと理解しました。

 

ご参考になったかどうかわかりませんが、各ご家庭ならではのアイディアで、お子さんを交えて「今、目の前にある宿題(学校の、塾の、習い事の)はどうするか?」を事前に決めておいてみてはいかがでしょう。

 

基本的に生徒さんには「やるべきことはやる」、「先延ばしにしても宿題は自動的に減ってはくれないこと」、「勉強は誰のために、何のためにやるのか?」なども含めて、再確認ができることを願っています。

 


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